子どものあせもを防ぐ服装のポイント3選!

子どもの病気


赤いブツブツができるだけでなく、かゆみや痛みを伴うこともあるあせも。子どもはあせもができやすいので、汗をすぐ拭いたり保湿したりするだけでなく、服装を調整することも大切です。そこでこの記事では、子どものあせもを防ぐ服装のポイントをご紹介します。

子どものあせもの原因は?

あせもは、汗をかいて汗の通り道である汗腺が詰まることで起こります。子どもは汗っかきなうえに肌のバリア機能や汗腺が未熟なため、大人に比べてあせもができやすいとされています。また自分で汗を拭いたり暑いときに服装を調整したりできないことも、あせもができやすい原因です。

子どものあせもを防ぐ服装のポイント3選!

あせもを防ぐには汗が蒸発しやすい服装を選ぶことが大切です。下記のポイントを参考にしてみてくださいね。

通気性・吸湿性・速乾性がある服を選ぶ

通気性や吸湿性、速乾性がある服を着ると汗がスムーズに蒸発しやすくなるので、あせもの予防に効果が期待できます。綿100%や麻の素材の服を選ぶとよいでしょう。また服ができるだけ肌に密着しないように、首元や袖口にゆとりがある服を着せるのもいいですね。

外で遊ぶときは明るい色の服を選ぶ

黒や紺など濃い色の服は太陽からの熱を吸収するため、体に熱がこもりやすいとされています。体に熱がこもると汗をかいて、あせもができやすくなるので、外で遊ぶときは白やベージュなど明るい色の服がおすすめです。

帽子はときどき外す

日差しの強い日に外で遊ぶときは、日焼けや熱中症の予防のためにも帽子をかぶるのがよいとされています。ただ長時間帽子をかぶっていると頭に汗をかいてあせもができることがあるので、ときどき帽子を外して汗の蒸発を促すようにしましょう

子どものあせもはオンラインで相談

服装にどれだけ気をつけていても、あせもができてしまうこともあるかと思います。あせもは適切にケアをすれば自然に治ることが多いですが、症状によっては受診が必要です。とはいえ感染症が流行っているときや夏場の暑い時期は、なかなか病院に行けないこともありますよね。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」のオンライン診療が便利です。自宅にいながら診察を受けられるので、感染リスクを気にする必要もありませんよ。夜間や休日も利用でき、医師が必要と判断した場合は薬も処方されるので、困ったときは検討してみてくださいね。

監修者について

監修者 | 医師 遠藤 美央
2013年 聖マリアンナ医科大学医学部を卒業。新松戸中央総合病院で初期研修後、横浜市立大学小児科へ入局。国立病院機構 横浜医療センター小児科、国家公務員共済組合連合会 横浜南共済病院小児科などで医長を勤め、小児救急や小児アレルギーの専門外来を担当。2022年からはクリニックでの小児一般診療、アレルギー相談、子育て外来などにも並行して従事。スポーツドクターとして横須賀市のスポーツ運営事業団体にも所属。3児の母として育児に奮闘中。

この記事について

執筆/編集
キッズドクターマガジン編集部

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