子どもの発熱や風邪のときに必要なもの6選!家に準備しておこう

子どもの病気


子どもはよく熱を出します。つらそうな様子を見ていると少しでも楽にしてあげたい、できるだけ早く熱を下げてあげたいと思いますよね。こちらの記事では子どもの発熱時に必要なものや備えておくと良いものをご紹介します。

子どもは熱を出しやすい!

体が発達段階の子どもはよく熱を出します。子どもの熱はウイルスや細菌が体内に侵入した際に起こるものが多く、有害な異物を体内から追い出すための免疫機能が働くことで体温が上がる仕組みになっています。
繰り返し熱を出す子どもも、大きくなって免疫がついてくると発熱の頻度は低くなっていきます。免疫機能が発達段階で熱を出しやすいうちは、ホームケアで少しでもつらさを緩和してあげましょう。

子どもの発熱や風邪で必要なもの6選

ここからは子どもが発熱や風邪のときにすぐに必要になるものをご紹介します。自宅に常に用意しておきましょう。

体温計

発熱したときに限らず、体温は子どもの健康を測るバロメーターのひとつです。こまめに体温を測るためにも体温計を用意しましょう。動き回って体温を測る間じっとしていられないことも多いため、短時間で測定できる体温計がおすすめです。

飲み物

熱が上がると汗をかき、体内の水分が奪われます。脱水症にならないためにも、熱があるときは特に水分補給するための飲み物を用意しておきましょう。体が吸収しやすい経口補水液や子ども用イオン飲料などがおすすめですが、嫌がる場合は普段飲み慣れている水やお茶、りんごジュースなど本人が飲みやすいものを選びましょう。

上着、羽織るもの

熱の上がり始めは手足が冷たくなり、体が震えるなど寒さを感じることがあります。温度調整がしやすいようにパッと羽織れる上着やストールなどを用意しておきましょう。

氷枕、保冷剤

熱が上がると手足が熱くなり、体が火照って汗ばんできます。首や脇の下、足の付け根などを冷やすために氷枕や保冷剤を用意しておくと良いでしょう。

かかりつけの小児科

風邪や熱のとき診察や薬の処方をしてもらうために、かかりつけの小児科を見つけておきましょう。普段の様子や体質などがわかっている医師に診てもらうと安心です。

オンライン診療アプリ

夜間・休日など小児科が閉まっているときや小児科が混んでいるシーズンなどに発熱したときのために、オンライン診療アプリを用意しておくと便利です。子どもを外に連れ出すことなく自宅で医師の診察を受けることができ、医師が必要と判断した場合には薬の処方もしてもらえます。対面の病院以外にも受診の候補としてアプリを入れておくと役立ちますよ。

子どもの病気に備えておきたいもの6選

ここからは風邪や発熱時に限らず、子どもが病気のときにおすすめの準備するものをご紹介します。

加湿器

空気が乾燥していると喉や気管の粘膜が敏感に反応して咳や鼻水が出やすくなります。室内の湿度を早く上げるためにも、加湿器を家に用意しておくと便利です。

鼻吸い器

鼻水や鼻づまりをそのままにしていると、中耳炎の原因になることがあります。家庭でケアするために鼻吸い器があると役立ちます。

スポイト

自分で薬を飲むのが難しい小さな赤ちゃんには、液体薬を飲ませるためのスポイトがあると便利です。メモリつきのものなども売られているのでチェックしてみてくださいね。

塩素系漂白剤

子どもが感染症にかかっているときの嘔吐物の処理後や、家具・調理器具などの消毒には、次亜塩素酸ナトリウム消毒液が有効です。キッチンハイターやブリーチなどの家庭用塩素系漂白剤を水で薄めて作ることができるため、日頃からストックしておくと役立ちます。ただし子どもが誤って口にすると危険なので、必ず子どもの手の届かないところに保管してください。

ビニール手袋

子どもが感染症にかかっているときの嘔吐物やオムツの処理をする際、手にウイルスがつくとママ・パパに感染してしまう可能性があるため、ビニール手袋を用意しておくと安心です。

大人用のマスク

ウイルスや細菌は咳やくしゃみなどで大人にもうつる可能性があります。看病するママ・パパの感染対策としてマスクを用意しておきましょう。

子どもの発熱はオンライン診療が便利

子どもが熱を出したとき、ぐったりとしている子どもを連れて病院に行くのは大変なことも多いですよね。そんなときはオンライン診療アプリ「キッズドクター」が便利です。体調が優れない子どもを外に連れ出さずに診察を受けられて、医師が必要と判断した場合は薬の処方もしてもらえます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。

監修者について

監修者 | 医師 黒川 剛史
日本外科学会認定外科専門医、日本救急医学会認定救急科専門医。2001年神戸大学医学部卒業。西神戸医療センターにて初期研修を修了。兵庫県災害医療センターにて3次救急に従事後2018年よりシンガポールでの日系クリニック勤務。シンガポール国立大学総合診療卒後教育コースにて総合診療研修を行い、現在子供から大人まで初期診療に従事中。

この記事について

執筆/編集
キッズドクターマガジン編集部

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