子どものかさぶたが治らないときはどうする?どれくらいで治る?

傷が治る過程でできる「かさぶた」。自然に剥がれることがほとんどですが、なかなか治らないケースもあります。この記事では、かさぶたが治らないときの原因や対処法などをご紹介します。
かさぶたとは?なぜできる?
かさぶたは、皮膚の傷口からにじみ出た血液や体液が乾燥して固まったもので、正式名称を「痂皮(かひ)」といいます。かさぶたには、出血を止めたり傷口から雑菌が侵入するのを防いだりする役割があります。
子どものかさぶたはどれくらいで治る?
傷の程度やケア方法によって違いはありますが、浅い傷であれば2週間以内にかさぶたが剥がれるのが一般的です。その後2~3ヶ月ほどかけて傷跡が薄くなっていきます。
子どものかさぶたが治らないときの原因は?
傷が深かったり、かさぶたを無理に剥がしたりすると、2週間以上経っても治らないことがあります。また傷口の洗浄が不十分だったことなどによって細菌感染を起こした場合も、かさぶたの治りが遅くなります。
子どものかさぶたが治らないときはどうする?
傷を早く治すには、かさぶたを無理に剥がさないようにすることが大切です。痒みがあって掻きむしると、かさぶたが剥がれやすいので、かさぶたの周りにワセリンやクリームなどを塗って保湿したり冷やしたりして、痒み対策を行いましょう。対策していても子どもは無意識にかさぶたを触ってしまうこともあるので、引っかいてかさぶたが剥がれないように爪を短く切っておくと安心です。
ケアしてもかさぶたが治らない場合や、患部の腫れや発熱などかさぶた以外の症状がみられる場合は、早めに皮膚科や小児科を受診しましょう。
かさぶたが治らないときはオンラインでも相談できます
ケガをしやすい子どもにとってかさぶたは珍しいものではありませんが、症状や傷の程度には個人差があるので、「このまま様子を見ても大丈夫かな?」と不安になることもあるかと思います。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。個別チャットで看護師に相談したり、自宅にいながらスマホで医師のオンライン診療を受診したりすることができますよ。困ったときは、ぜひ検討してみてくださいね。
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