子どもの発疹の受診目安は?
子どもに発疹があるとき、ホームケアで様子を見ても良いのか、病院で受診した方が良いのか迷うこともありますよね。こちらの記事では、子どもの発疹の受診の目安についてご紹介します。
子どもの発疹の原因は?
発疹とは目で見てわかる皮膚の変化のことを指します。赤みや青あざ、水ぶくれ、平たく盛り上がるもの、ぶつぶつと隆起するものなど様々な種類があります。
発疹の種類によって原因も異なり、水ぼうそうや手足口病などのウイルス感染や溶連菌感染症などの細菌感染であらわれるもの、蕁麻疹のように食物アレルギーやストレスであらわれるもの、虫刺されによってあらわれるものなど様々です。
適切な治療とホームケアで治るものがほとんどですが、まれに重篤なアレルギー反応であるアナフィラキシーの可能性もあり、救急車の要請や救急病院の受診が必要な場合もあります。受診の目安について次の章から詳しく見ていきましょう。
子どもの発疹の受診の目安は?
子どもの発疹で心配なことがあるときは、基本的にいつ受診してもかまいません。
発疹以外に症状がなく、子どもが元気そうであればしばらく様子を見ても問題ありませんが、痛みや痒みがある、原因がわからない発疹があるなど気になることがある場合や、発疹の範囲が広がっている、数日間消えない、発熱や咳など他の症状が出てきたという場合は、診療時間内に一度病院を受診しましょう。
こんなときは急いで受診しよう!
発疹の状態や一緒に出ている症状によっては、急いで受診する必要がある場合があります。救急車を呼ぶ場合と、夜間や休日でも救急病院を受診した方が良い場合に分けてご説明します。
救急車を呼ぶ場合
発疹とともに下記のような症状があらわれた場合は救急車を呼ぶようにしましょう。
- 咳が出て呼吸が苦しそう
- 声がかすれている
- ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音がする
- 顔色が悪い、唇の色が紫色に変わっている
- ぐったりしている
- 口の中や舌が急に腫れてきた
夜間や休日でも受診した方が良い場合
発疹とともに下記のような症状があらわれた場合は、診療時間外でも救急病院で受診しましょう。
- 目や目の周り、唇の赤みが強い
- 腹痛や嘔吐している
- 発疹がどんどん広がっている
- 痒みや痛みが強い
- 紫や黒っぽい色の発疹が多発している
子どもの発疹で困ったらオンライン診療でも
子どもに発疹があるとき、心配だけどわざわざ病院に連れて行く必要があるのか判断が難しいこともあるかと思います。そんなときはオンライン診療アプリ「キッズドクター」が便利です。家にいながら診察を受けることができるので、病院に連れて行くことなく症状の不安を相談することができます。ホームケアの方法も教えてもらうことができますよ。困ったときには利用を検討してみてくださいね。