子どものりんご病の受診目安は?何科を受診する?
子どもが感染しても比較的症状が軽いとされているりんご病。りんご病が疑われる症状が出たら受診する必要はあるのでしょうか?この記事では、りんご病の受診の目安や、何科を受診すればいいのかなどをご紹介します。
りんご病とは?症状は?
りんご病はヒトパルボウイルスB19によって引き起こされる感染症で、正式名称を「伝染性紅斑」といいます。感染すると10~20日ほどの潜伏期間を経て次のような症状があらわれます。
- 両頬に発疹ができ、りんごのように赤くなる
- 腕や太ももにレース状の赤い発疹が出る
これらの症状が出る前に、微熱や咳、鼻水、頭痛、倦怠感といった風邪のような症状や、筋肉痛や関節痛などがあらわれることもあります。
子どもがりんご病に感染したときの受診の目安は?
りんご病には特別な治療法はなく、頬や腕・太ももに発疹が出た段階ではすでに感染力がほぼないため、機嫌がよく水分がとれていれば自宅で様子をみても問題ありません。ただし次のような症状がみられるときは、早めに病院を受診してくださいね。
- 頬や手足の痒みが強い
- 水分補給ができていない
- 発熱や喉の痛みが続いている
- ぐったりしている など
りんご病か他の病気か区別がつかないときも受診するようにしましょう。
子どものりんご病は何科を受診する?
子どものりんご病で受診する場合は小児科がいいでしょう。小児科の医師は子ども特有の病気や症状のあらわれ方を熟知しているので、幅広い観点から診察をしてもらえます。
りんご病の相談はオンラインでも
りんご病は軽症で済むケースが多いものの症状のあらわれ方は子どもによってさまざまなので、ホームケアの方法や受診するべきかどうか迷うこともあるかと思います。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。チャットで看護師に相談したり、自宅にいながらビデオ通話で医師のオンライン診療を受けたりすることができますよ。看護師へのチャット相談は無料で利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。