インフルエンザに感染した子どもの機嫌が悪い…夜泣きが続く…どうすればいい?
子どもがインフルエンザにかかったときに、機嫌が悪かったり夜泣きが続いていたりすると「どうすればいいのかな?」と悩みますよね。そこでこの記事では、子どもがインフルエンザで機嫌が悪いときの対処法をご紹介します。
子どものインフルエンザの症状は?
子どもがインフルエンザにかかると、以下のような症状があらわれます。
- 38度以上の急な発熱
- 頭痛
- 筋肉痛、関節痛
- 倦怠感
- 咳
- 鼻水
- 喉の痛み
風邪とは違い、急激に症状があらわれるのがインフルエンザの特徴です。腹痛、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うこともあります。ほとんどの場合、1週間ほどで軽快しますが、まれに心筋炎や脳炎などを合併して重症化することもあります。
インフルエンザに感染すると子どもは機嫌が悪くなるの?
先にもご説明したとおり、子どもがインフルエンザに感染すると高熱や咳などさまざまな症状があらわれます。発熱や咳で喉が渇く、鼻が詰まって眠れない、呼吸が苦しいなど、いつもと体調が違うことによる不快感や不安感から、機嫌が悪くなったり夜泣きをしたりする子もいます。
インフルエンザの子どもが機嫌が悪いときの対処法6選
子どもの機嫌が悪いときは、不快感を取り除けるように、次にご紹介する対処法でケアをしてあげましょう。
薄着にして体を冷やす
発熱しているときは、暑くて不快に感じている可能性があります。熱を発散しやすくするために薄着にしてあげましょう。また、タオルなどで包んだ保冷剤や氷で体を冷やすと、熱が下がりやすくなります。子どもが嫌がらなければ、首やわきの下、太ももの付け根など太い血管がある部分を冷やしてあげるといいでしょう。
病院で処方された解熱剤を服用する
機嫌が悪くて眠れなかったり、水分補給ができなかったりするときは、解熱剤を使用するのも一つの方法です。ただ、解熱剤の種類によっては脳炎などを引き起こすリスクがあります。そのため自己判断での使用は絶対に避け、病院で今回のために処方された解熱剤を、用法用量を守って使うようにしてください。
こまめに水分補給をする
喉の痛みは、こまめに水分補給をして喉をうるおすことで和らげられます。発熱による脱水を予防するためにも、水分補給は重要です。麦茶や湯冷まし、幼児用のイオン飲料など、子どもが飲めるものを少しずつ飲ませてあげましょう。授乳中の場合は、母乳やミルクでも水分補給ができます。
部屋の環境を整える
子どもが快適に過ごせるように、部屋の温度や湿度を整えてあげることも大切です。部屋の温度を20℃前後、湿度を50~60%くらいに保てるように、エアコンや加湿器などで調節しましょう。
鼻水を吸引する
鼻が詰まっていると、呼吸がしづらくて夜泣きしたり、機嫌が悪くなったりすることがあります。鼻水が出ている場合は、こまめに吸引してあげましょう。
上半身を起こして寝かせる
咳がひどくて夜泣きする場合は、上半身を高くして寝かせると楽になることがあります。布団の下にバスタオルや毛布などを入れて軽く傾斜をつけたり、縦抱きで抱っこをしてあげたりするといいでしょう。
インフルエンザのホームケアに悩んだら…
インフルエンザの症状のあらわれ方には個人差があるので、ご紹介した対処法を試しても機嫌が直らないこともあるかと思います。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。看護師と個別チャットでやり取りでき、子どもの症状に合わせたアドバイスをもらえます。相談は無料で利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。