子どもの体温の特徴は?

保育園に預ける前や病院の受診前など、子どもの体温を測るタイミングはよくありますよね。測ってみると意外と熱が高かったり、急に体温が変化していたりして、心配になってしまうこともあるのではないでしょうか。こちらの記事では、子どもの体温の特徴についてご紹介します。
子どもの体温の特徴は?
体が発達途中の子どもの体温は、大人の体温とは異なる特徴が多々あります。具体的な違いや特徴は以下のとおりです。
大人より平熱が高い
子どもは一般的に大人に比べて平熱が高めです。これは子どもが大人よりも基礎代謝が高いことや、大人よりも皮膚が薄くて 体の内部の温度(深部体温)が皮膚の表面に伝わりやすいことなどが理由です。
環境に左右されやすい
子どもは体温調節をする機能が未発達です。そのため室温や湿度、衣服など、周りの環境の影響で体温が変動します。室温が高い、厚着をしている、食事や入浴、運動、泣いた後などにも体温が上がることがあります。
午後〜夕方に高くなりやすい
子どもの体温は1日の中でも変動します。一般的に朝が最も低く、体を動かしたり脳を働かせたりすることで徐々に上昇し、夕方にかけて少し高くなることが多いです。
子どもの体温で気をつけることは?
前章でご説明した通り、子どもの体温の特徴は大人と異なります。こちらの章では、子どもの体温で気をつけることをご紹介します。
衣類やエアコンなどを調整して様子を見る
子どもの体温はその日の気温や室温、衣類や測るタイミングなどで変化します。体温を測って平熱よりも高めのときは、まずはエアコンの温度を下げる、衣類を脱がせるなどして環境を調整すると良いでしょう。環境を調整して少し様子を見たら、再度体温を測ってみましょう。
発熱が続く場合は受診を
一般的に、37.5℃以上もしくは、平熱よりも1℃以上高い状態が子どもの発熱とされています。環境を調整しても体温が発熱基準を上回る場合は、必要に応じて病院で受診しましょう。
特に生後3ヶ月未満の赤ちゃんが38℃以上ある場合は、速やかに受診するようにしてください。
子どもの体温で悩んだときはチャットで相談
子どもの体温は大人と異なることが多く、ちょっとした変化でも心配になることがあるかもしれません。体温の測り方や受診の必要性など、病院に連れて行くほどではないけど不安なことが出てきたときは、子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。看護師にチャットで子どもの体調やホームケアについて相談することができますよ。困ったときは利用を検討してみてくださいね。
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