子どもが手を切ったときの対処法!病院を受診する目安は?
子どもは手を切りやすい
好奇心旺盛な子どもは、目の前にあるものを何でもつかんでしまいます。
大人でも手を切りやすい紙や缶の切り口、ハサミ、カッター、包丁、ガラスの破片など、危険だとは認識せずに触ってしまい、切れてしまうことも。思わぬタイミングで切ってしまうので、注意が必要です。
子どもが手を切った!対処法は?
子どもが手を切ったときは、どのように対処すればいいのでしょう。手順をご紹介します。
1. 傷を洗い流す
まずは傷口を流水でしっかり洗い流しましょう。消毒液ではなく、流水でというのがポイントです。外出先であれば未開封のペットボトルのお茶などでもかまいません。傷をきれいにすることでばい菌の侵入を防ぎ、感染を防止できます。
ただし出血があまりにもひどいときは、止血を優先しましょう。洗い流すのはさっと終わらせて、止血の手順に移りましょう。
2. 圧迫止血する
たいていの出血はしっかり圧迫することで止まります。傷口を清潔なガーゼやタオルで包み、強く圧迫して止血します。すぐに出血が止まらないときは、止血したまま傷口を心臓より高い位置にあげましょう。
3. 絆創膏を貼る
血が止まったら、傷口に絆創膏を貼ります。この絆創膏は、入浴時などに1日1回程度交換してください。交換する際は、を傷口をきれいに洗いましょう。
5〜10分ほど圧迫しても血が止まらない場合は傷が深くまで達している可能性があるので、圧迫した状態のまますぐに病院を受診してください。
子どもが手を切ったときに病院に行く目安は?
下記のような様子が見られたときは、すぐに病院を受診しましょう。夜間や休日でも、救急病院を受診したり救急車を呼んだりしてください。
- 傷があきらかに深い、範囲が広い
- 出血がなかなか止まらない
- ガラスなどが傷口に入り込んでいる可能性があ
- 傷口から膿がでたり、腫れたりしている
受診するか迷ったときはオンラインで受診・相談も
夜間や休日など病院が開いていない時間に手を切って、今すぐ受診したほうがいいかわからない…というときは、子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。ビデオ通話を通して医師の診察を受けたり、チャット形式で看護師に相談したりすることができます。自宅からスマホで利用できるので、迷ったときは早めの受診や相談を検討してくださいね。