子どものおねしょと発達障害の関係は?
子どものおねしょがなかなか治らないと、「発達障害と関連があるのかな?」と気になることがあるかもしれません。そこでこの記事では、おねしょと発達障害の関係や、おねしょの改善にはどうしたらいいのかなどをご紹介します。
子どものおねしょの原因は?
子どものおねしょ原因は、一般的に膀胱の機能が未発達であるためです。
なお日本夜尿症学会によると、5歳以上の子どもで、1ヶ月に1回以上おねしょをすることが3ヶ月続いている状態を「夜尿症」といいます。夜尿症の主な原因は次の3つです。
- 睡眠から覚醒する力が低く、睡眠中に尿意があっても起きられない
- 睡眠中の膀胱の働きが未熟である(膀胱の容量が小さい、膀胱が勝手に収縮するなど)
- ホルモンの影響や水の飲み過ぎなどで夜間に尿が作られ過ぎてしまう
ママ・パパのしつけや本人の性格などが原因になると思われがちですが関係ありません。またストレスなどの精神的な問題が原因になるという根拠も乏しいとされています。
子どものおねしょと発達障害は関係あるの?
発達障害とは、脳機能の発達に関係する障害です。ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)、学習障害などいくつかの種類があり、それぞれ特性が異なります。夜尿症の子どもに発達障害がみられるケースが比較的多いことから、おねしょと発達障害は、ある程度関係があるとされています。
たとえば、昼間の排尿には問題がない夜尿症の子どものうち、17.6〜20.7%はADHDを合併しているとされています。その理由の一つに、ADHDの子どもは睡眠障害が起こる確率が高く、おねしょにつながりやすいことがあげられます。
またASDの子どもの16〜70%が夜尿症であるという報告もあります。ただしその原因は明らかになっていません。
なお、発達障害のある子どもが必ずしも夜尿症ということではありません。夜尿症だから発達障害である、またはその可能性が疑われるというわけでもありません。
子どものおねしょを改善するにはどうすればいい?
一般的に子どものおねしょを改善するためには、次のような生活習慣の見直しを行います。
- 夕食時や就寝前に水分を摂りすぎない
- 規則正しい生活をする
- 就寝前にトイレへ行く
- 便秘対策をする
- 塩分を控える
- 体を冷やさない
また薬の服用によって改善を目指すこともあります。
ただし発達障害がある子どもの場合は、こういった方法を試してもなかなか改善しなかったり、効果がみられなかったりすることも少なくありません。そのため様々な方法を試しながら、その子の特性にあった改善法や治療法を見つけることが大切です。
子どものおねしょに悩んだら病院でも相談できます
おねしょや夜尿症は体の機能が原因なので、かかりつけの小児科やおねしょに詳しい小児科、泌尿器科を受診して薬の服用など適切な治療を行えば、解決することがほとんどです。しかし発達障害がある場合は子どもの特性によって効果的な治療法が異なり、おねしょよりも発達障害の治療を優先することもあります。そのため発達障害専門の医師にも相談しながら改善策を見つけていくことが大切です。
キッズドクターならオンラインで相談できる!
子どものおねしょが続くと発達障害との関係が気になったり、どうしたら改善するのか悩んだりすることもあるかと思います。おねしょや夜尿症は生活習慣の見直しや薬の服用などによって改善できるものなので、病院を受診して治療を行うことが推奨されています。とはいえデリケートなことであるため相談のハードルが高いと感じて、受診に踏み切れないこともありますよね。そんなときは、オンライン診療で受診するのもひとつの方法です。自宅にいながら医師の診察を受けることができるのでプライバシーが守られ、通院する手間もかかりません。
オンライン診療アプリ「キッズドクター」なら、子どもの診察に慣れた医師に夜尿症について相談でき、必要に応じて継続的な治療も可能です。ぜひ選択肢の一つとして検討してみてくださいね。