突発性発疹は必ずなるの?ならないまま2歳・3歳になることもある?
生まれて初めての発熱になることも多い突発性発疹。子どもが必ず感染する病気だと聞くのに、1歳を過ぎても感染していないと気になりますよね。この記事では突発性発疹は必ずなるのか、ならないまま2・3歳になることもあるのかについてまとめました。
突破性発疹とは?
突発性発疹は生後6ヶ月〜1歳頃までに感染することが多い、ウイルス性の感染症です。ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)またはヒトヘルペスウイルス7(HHV-7)によって引き起こされます。季節性はなく、1年中いつでも感染する可能性があります。
基本的には一度感染したら再び突発性発疹になることはありませんが、前述の通りウイルスが2種類あるため、まれに2回感染することもあります。
主な症状は発熱と発疹です。38度以上の発熱が3〜4日程度続き、熱が下がってくるとともにお腹や胸、顔、手足などに赤い発疹があらわれます。発疹は数日たてば自然と消失し、痛みやかゆみはありません。それ以外にも、下痢や、リンパ節・大泉門・まぶたの腫れなどの症状があらわれることもあります。
突発性発疹は必ずなるの?
突発性発疹の原因ウイルスであるヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)またはヒトヘルペスウイルス7(HHV-7)は、ほとんどの子どもが感染するといわれています。
しかし感染しても突発性発疹の症状があらわれる子どもは60〜80%程度。それ以外の20〜40%程度は、感染しても症状が出ません(不顕性感染)。
突発性発疹になるのは何歳頃まで?
突発性発疹はほとんどの子どもが3歳頃までにはかかります。
感染者の99%は0〜1歳の子どもですが、3歳頃までは感染する可能性があります。
突発性発疹ならないまま2歳、3歳に…これってなぜ?
子どもが2歳を過ぎて3歳になっても突発性発疹になっていないと「かからない子どももいるの?」「かからないまま成長しても問題ないのかな」など気になってしまいますよね。
前述のように突発性発疹はほとんどの子どもが感染しますが、ウイルスに感染しても20〜40%の子どもは症状があらわれません。2歳、3歳になっても突発性発疹になっていない場合は、感染したときに症状があらわれなかったため、感染したことに気が付かなかったというケースも考えられます。
また前述のとおり、まれに2歳以上でも感染することはあります。2歳、3歳頃だとこれから突発性発疹になることもあるかもしれませんし、ならなかったとしても心配することはありませんよ。
突発性発疹のホームケアに悩んだら…
突発性発疹に感染すると、対症療法を行いながら回復を待つことになります。初めての突発性発疹だとホームケアの方法がわからなくて悩んでしまうこともあるかもしれませんね。そんなときは子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。看護師に無料でチャット相談ができ、アドバイスをもらえますよ。困ったときは検討してみてくださいね。