「そろそろおむつを卒業させた方がいいの？」「トイレトレーニングがうまく進まない」など、おむつはずれについて疑問や悩みを持つママ・パパは多いですよね。この記事では、おむつ外れの時期はいつ頃なのか、おむつを卒業させるタイミングや目安などについてご紹介します。

おむつはずれの時期はいつ？

個人差が大きいため一概にはいえませんが、昼間のおむつが外れるのは、だいたい3〜4歳頃が多いとされています。トイレトレーニングを始めて比較的すぐに昼間のおむつが外れる子もいれば、しばらく経っても外れない子もいて、スピードは子どもによって違います。

おむつを卒業させるタイミングや目安は？

一般的に2歳頃になると排尿間隔があいてくるので、そのタイミングでおむつ卒業に向けたトイレトレーニングを開始することが多いようです。トイレトレーニングを始める目安として、次のようなことができるかどうかチェックしましょう。

• おしっこの間隔が2時間以上あく
• 一人で歩いてトイレまで行ける
• 「おしっこ」「うんち」「トイレ」といった言葉を理解する
• 補助便座やおまるにしっかり座れる

タイミングやスピードはそれぞれなので、子どものペースに合わせて寄り添うことも大切です。

夜のおむつはずれはいつ頃？

夜のおむつは5歳になる頃までに外れることが多いとされています。昼間のおむつはずれと同じように個人差があるため、3歳頃に外れる子もいれば、5歳になる直前まで外れない子もいます。昼間のおむつ外れは比較的早かったけど夜はなかなか外れない、ということも珍しくありません。

夜のおむつが外れるためには、一晩おしっこを溜められるように膀胱が発達していること、寝ている間の尿の量を減らす働きがある「抗利尿ホルモン」がしっかり分泌されていることなど、体の機能の発達が必要です。基本的に5歳頃までには膀胱が大きくなり抗利尿ホルモンも分泌されるようになるので、しばらくは焦らず様子をみましょう。

夜のおむつを卒業できないときはどうする？

5歳を過ぎても夜のおむつが外れずおねしょが続く場合は、先にご説明した体の機能が発達していない可能性から「夜尿症」を疑われることがあります。

日本夜尿症学会が定める「夜尿症」の定義は、以下の3つです。

• 5歳以上の子どもで
• 1ヶ月に1回以上寝ている間におねしょをすることがあり
• それが3ヶ月続いている状態

夜尿症の子どもは、5歳で15%、7歳で10%、10歳で5%とされていて、決して少なくありません。

夜尿症は生活改善や薬の服用などによって治ることがほとんどです。5歳を過ぎて「夜尿症なのかな？」と感じたら、かかりつけの小児科やおねしょ外来がある小児科、泌尿科を受診をするといいでしょう。

おむつはずれや卒業の相談はオンラインでも

おむつはずれの時期は個人差が大きいものですが、なかなか卒業できないと心配になることもあるかと思います。そんなときは、オンライン診療アプリ「キッズドクター」がおすすめです。おねしょについての相談も受け付けていて、リラックスできる自宅から受診できます。相談先に困ったときはぜひ検討してみてくださいね。