初めての赤ちゃんの予防接種、当日の流れは?熱が出たら当日キャンセルできる?
生後2ヶ月から始まる赤ちゃんの予防接種。初めての予防接種はわからないことだらけですよね。そこで今回は、予防接種に向けての準備や当日の流れについてまとめました。
赤ちゃんの予防接種前日までに準備しておくこと
予防接種当日を迎える前に、下記のことを済ませておきましょう。
1. 予防接種の予約をする
まずは、余裕を持って予約を取りましょう。予防接種を受ける1ヶ月ほど前には予約を取っておくのがおすすめです。生後2ヶ月になったら早めに打つことが推奨されているので、早めに行動しましょう。
2.当日の持ち物を準備する
当日焦らずに済むように、必要な持ち物の準備は前日までに済ませておきたいですね。
絶対に忘れてはいけないのは下記の持ち物です。
- 母子手帳
- 予診票、接種券
- 健康保険証
- 乳幼児医療証
特に予診票は普段持ち歩くものではないと思うので、忘れずにバッグにいれておいてくださいね。
おむつや着替えなど、赤ちゃんのお世話グッズも必要に応じて準備しておきましょう。詳しい持ち物や当日の服装については、下記の記事にまとめています。
赤ちゃんの予防接種当日の流れ【準備編】
予防接種当日を迎えたら、病院に行く前に下記の流れで準備をしましょう。
1.赤ちゃんの体調をチェックし、検温をする
朝起きたら赤ちゃんの体調を確認しましょう。特に下記の観点でチェックしてください。
- 咳や鼻水などの症状がないか
- うんちがゆるくないか
- ミルクはいつもどおり飲んでいるか
検温も忘れずに行います。体温が37.5度以上だと予防接種が受けられないことがあるので、体温が高めの場合は予約をしている病院に連絡してください。
2.授乳を済ませる
授乳は予約時間の30分前までには済ませておきましょう。
特に生後2ヶ月で接種する「ロタウイルス」のワクチンは注射ではなく内服なので、服用後に吐き戻すとやり直しになることも。直前に授乳するとこのリスクが高まるので、早めに済ませておきましょう。
3.余裕を持って自宅を出る
準備が整ったら、できるだけ余裕を持ってでかけましょう。赤ちゃんがぐずるなどしてどうしても予約時間に遅れてしまいそうな場合は、早めに病院に連絡してください。
赤ちゃんの予防接種当日の流れ【病院編】
病院についてから予防接種を受けるまでは、下記のような流れで進みます。
1.受付
病院についたら、受付に予防接種を受けにきた旨を伝えましょう。健康保険証、乳幼児医療証、予診票を提出します。
2.検温
赤ちゃんの体温を測ります。
3.問診、診察
問診と医師の診察を受けます。ここでワクチンの接種が可能だと医師が判断し、保護者が同意したら、接種に進みます。
4.接種
保護者が赤ちゃんを抱っこした状態でワクチンを接種します。
赤ちゃんの予防接種当日の流れ【接種後編】
1.病院で待機
ワクチン接種が終わったら、病院で15〜30分ほど待機します。これは、まれに起こる「アナフィラキシー」という重大な副反応に備えるためです。
アナフィラキシーは基本的に接種後30分以内に起こるため、接種後30分は病院内、または病院にすぐに迎えるような場所で待機するようにしましょう。
2.直帰し、安静に過ごす
予防接種後はできるだけ自宅に直帰し、安静に過ごしましょう。赤ちゃんは慣れない環境に疲れていますし、発熱や接種部の腫れなどの副反応などが起こることもあります。
帰宅後元気な様子であれば、普段どおりに生活してかまいません。食事やお風呂などもいつもどおりで大丈夫です。詳しくは下記の記事にまとめています。
赤ちゃんの予防接種当日に気をつけることは?
前述の通り、赤ちゃんが元気であればいつもどおりすごしましょう。とはいえ副反応がでる可能性もあるの、激しい運動や無理はしないようにして、静かに過ごすのがおすすめです。
接種後は、発熱や接種部の腫れなどの副反応が出ることがあります。副反応は基本的に接種後24時間以内にはじまり、1〜2日で軽快します。2日以上症状が続いたり、赤ちゃんがぐったりしたりしている場合は、病院を受診しましょう。詳しくは下記の記事にまとめています。
予防接種当日に赤ちゃんが発熱!キャンセルはできる?
予防接種当日、赤ちゃんに37.5度以上の発熱や、咳・鼻水などの症状があると、予防接種が受けられないこともあります。体調に異常があるときは、まずは早めに予約している小児科に連絡してください。体温やどのような症状があるかを伝え、指示をあおぎましょう。
無断キャンセルはNGです。赤ちゃんのお世話で大変かと思いますが、できるだけ早めに連絡するようにしてくださいね。
予防接種当日、赤ちゃんの様子がいつもと違ったら…
予防接種後は、副反応でいつもよりぐずったり、よく寝たりする赤ちゃんもいます。副反応は珍しくないこととはいえ、ホームケアや受診の目安に悩んだときは、子どもの医療アプリ「キッズドクター」のチャット健康相談が便利です。看護師に無料で相談することができ、個別のアドバイスがもらえます。チャット形式なので赤ちゃんのお世話をしながらでも使いやすいですよ。困ったときの選択肢として検討してみてくださいね。